「お兄ちゃんじゃないの。赤ちゃんなの。」
と2歳5ヶ月の甥っ子は時折主張するようになった。
多分、もうお兄ちゃんだからね、と言われることが増えたのだろう。
機先を制してるつもりかもしれない。
それでも時が満ちる。
9月24日。姪っ子誕生。
甥っ子は名実ともに、お兄ちゃんになりました。
姪っ子の顔も、髪がふさふさ…
多分、この犬はカフェの犬ではない。
首輪ないし、ついさっき広場で他の犬に吠えかかってたし。
でも誰も犬を邪魔扱いしない。
入り口を通る人は、ちょっと犬をよけて通る。
Aug10 Sintra/PORTUGAL
シントラ王宮はまるでプチ博物館。
沢山の国の物・文化が並び、おもちゃ箱のような楽しさ。
王宮見学が終わって、ふうと満足のため息をもらしながら、テラスごしにみやるとそこには、砦を備えた山。
よし、次はあの山をめざします。
ところで日曜午前中に訪ねたら、王宮の入場料がタダだった。
でもガイドブックにはそこらへんのことが…
シントラ王宮の外観的特徴といえば
何と言っても巨大な煙突。
それ実は王宮の台所のもの。
台所に入室すると…
天井が全部、煙突。
釜戸の上に煙を引き込むように造られているのではなく、
台所の熱気全てを空へ吐き出す、広い広い煙突。
いったい何人分の料理に対応したのか、大中小の鍋も勢揃い。
往時の厨…
こっくりと深く、それでいて澄んでいる
ワインを思わせる赤い客間は寛ぎの空間。
1.5人分の幅のある椅子に腰掛けて
ゆっくりとワインをいただきたくなるような。
Aug10 Sintra/PORTUGAL
シントラ王宮のハイライト。
16世紀の貴族の紋章がずらりと並んだ大広間。
ドームに挙げられた紋章は金色に輝き、まばゆさのあまり見つめ続けるのも困難。
視線はおのずと下へいき、壁を飾るアズレージョへと向けられる。
Aug10 Sintra/PORTUGAL
年々の増改築も理由の一つだけれど、シントラ王宮は建築様式も色々混ざりあっている。
イスラム建築を基盤とした建物はやはり、ピレネー山脈より東の国々とは違う混沌の相。
中庭も一見西欧風でいて、そこにいるライオンはほら、無国籍というか多国籍というか。
日本にも来た獅子のような面構え。
…
王宮にいる次の鳥はカカサギ。
ジョアン一世が侍女にキスしてるのを妃が目撃する事件発生。
慌てたジョアン一世は「浮気じゃない、善意のキスだ」と弁明。
そこでこの噂好きなカカサギたちは「善意のキス」とさざめいているんだって。
何だか閑かな話だな~(笑)。
それにしても、カカサギの間でのイスラム風タイルと…
シントラ王宮にはたくさん鳥がいる。
まずは白鳥。
14世紀に王宮の増改築を行った王・ジョアン一世が、結婚した娘の幸せを願って造った広間に。
白鳥は生涯伴侶を変えないので夫婦円満の象徴なのだそう。
タイルで飾られた広間の窓からはシントラの街と
山頂の遺跡・ムーア人の砦を眺めることができる。
舞踏の間…
南欧に来たなあ!
植えられた木が、柑橘類だ(笑)。
スペインと一緒だなぁ。
タイルはセビリアから取り寄せたとか。
アルハンブラを真似たとか。
なるほど、スペインの影響が見える庭。
Aug10 Sintra/PORTUGAL
7世紀頃、シントラに住んでいたのは北アフリカから来たムーアの人々だった。
その後レコンキスタがありカトリックの時代となっても、
ポルトガルの王は好んでムーアの様式を残した。
王宮の周囲の街並みはカラフルなのに、宮殿自体はシンプルに、白。
北アフリカにつながる、いさぎよい、白。
Aug1…
世界遺産の「自然と文化遺産」に登録されているシントラは実に緑豊か。
緑の木々の合間から見える朱色の瓦も可愛らしいが、
その先に更に気になる建物が見えてくる。
巨大な円錐がにょきにょき。
王宮という高貴な建物なのに、巨大な煙突が特徴という、愉快な建築物をめざして木々の中の道をてくてく歩く。
Aug10 Sint…
自然と人工物が調和した景勝地シントラ。
詩人バイロンはこの地を「エデンの園」と称えたそう。
おとぎの国のような街のあちこちには
紫陽花の花がそっと色を添えていた。
Aug10 Sintra/PORTUGAL
リスボンから電車で40分。シントラ到着。
リスボンではあまり感じなかった雰囲気が漂う。
それは北アフリカの、イスラムの気配。
7世紀には海を渡ってイベリア半島に来ていた人々の、独特な文化の痕跡。
Aug10 Sintra/PORTUGAL
ロッシオ駅の改札口とホームは三階にある。
何故馬蹄型の美しい入り口のある一階から発車しないかというと、
坂の街リスボン、急坂に接して駅があるので、一階からの出発は不可能。というわけ。
改札は思いがけず現代的で機能的。
だけど壁にそっと添えられた絵がポルトガルらしい。
この電車に乗って、デンマークの童…
19世紀に建てられた薄桃色の建物は
宮殿然としているが、実は駅。
馬蹄型の優美なアーチが駅の入り口。
この素敵なアーチの中に、スタバがあった。
世界のスタバの浸透ぶりには感心しきり…。
Aug10 Lisbon/PORTUGAL
広場のモザイクは波模様。
大海原を表しているのだろうか?
500年の昔、ポルトガルに繁栄をもたらした
大航海時代の海に思いを馳せているのだろうか?
この国は、さりげなく水を配置することに
長けているような気がする。
ロッシオとは、“公共広場”の意味。
ここは皆の広場。
Aug10…
リスボン名物の一つがこのケーブルカー。
坂の多い街のかわいいパートナー。
トラムのように長距離を巡るのではなく
ひたすら昇降の為に働く姿は健気で愛らしくもある。
歩こうと思えば歩けてしまう坂だけど、
ちゃんと毎日ケーブルカーを利用する人がいるんだね。
Aug10 Lisbon/PORTUGAL
“自由”の名を持つ道、リベルターデ大通りはとても広い。
左右の車線の中央に、並木まで備えた歩道が伸びる。
歩道の中央にカフェが建ち、まるで公園のような、新市街のメインストリート。
ポルトガルは壁を彩るアズレージョが有名だけれど、足元にも芸術が。
石畳はモザイクで飾られ、白と黒の道と木々の緑が好相性。
…